65周年記念式典
2017年11月25日
兵庫県グラフィックサービス工業会65周年記念式典が11月22日（水）ホテルクラウンパレス神戸にて開催されました。
記念式典では歴代理事長の功績を讃えて表彰し、式典終了後は日本グラフィックサービス工業会近畿地方協議会懇親会と合同で祝賀会が開かれました。
感謝状および記念品贈呈
組合の理事長としてご尽力いただき、現在は相談役としてご活躍いただいている４名の方々に感謝状を贈呈いたしました。
株式会社ティー・エム・ピー 髙橋強司様
小野高速印刷株式会社 小野泰生様
デジタルグラフィック株式会社 山本康二様
有限会社末次印刷 末次勝彦様
式典挨拶
兵庫県グラフィックサービス工業会
理事長 岸 徹
この度、兵庫県グラフィックサービス工業会創立65周年を迎えるにあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
まず本年創立65周年を迎えることができましたのは、一般社団法人日本グラフィックサービス工業会をはじめ友好団体の皆様、長年業界を支えていただいた賛助会員の皆様、印刷関連のメーカー様、ベンダー様のご協力の賜であり、心より厚く御礼を申し上げます。
当組織の歴史を調べてみますと、兵庫県下で今から84年前の昭和８年ごろに、謄写版器材の販売業者と謄写印刷業者の両者が一体となり兵庫県謄写版業組合が設立し解散されています。また新たに、昭和16年に印刷業者だけの兵庫県孔版印刷業組合が設立し１年半後に発展的に解散されています。その後、洋紙の配給制の時代や戦争による混乱期を経て、業界組合が設立されては消滅を繰り返し、昭和27年２月10日に現在の組織の母体となる兵庫県謄写印刷業組合が設立されました。また、昭和30年８月20日には全日本謄写印刷業連盟が結成され、当組織の先輩の方々も発足メンバーとして努力されたようです。
物量が豊かでなかったわれわれの先輩印刷人は、戦前、戦後を通じ私たちには想像もできない苦労をされ、業界発展のために努力されてきました。私たちは、先人が経験された変化の時代とはまた違った変化の時代を生きています。変化を恐れずに、環境は常に変化するものだと認識し、変化を愛し、変化を受け入れられる組織運営をして会員とともに持続化可能な組織を目指します。そのためには今期より技術、商品品質だけでなく経営者品質を高める勉強会などを継続的に行い、経営者責任として健全に存続し続けられる会社や組織づくりができるよう、成長、発展のヒントを提供していけるような会にしていくつもりです。そして、数年後には、当会に入会していたから従業員とともに今の幸せがあると言っていただけるよう会員全員で力を合わせてまいります。
最後になりましたが、創立65周年記念事業を成功させるため幾度となく夜遅くまで準備していただいた理事をはじめ実行準備委員や関係者のみなさん本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
最後に私の好きな言葉をご紹介いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。
「もっとも強い種が生き残ったわけでもない
もっとも賢い種でもない
もっとも変化に敏感な種が生き残った」
チャールズ・ダーウィン
式典挨拶
65周年記念式典
実行委員長 岸 本 洋 一
兵庫県グラフィックサービス工業会が、兵庫県謄写印刷業組合として結成され、本年65周年を迎えることができましたことを組合員の皆様とともに喜びたいと思います。 また、これまで援助、支援、支持をいただきました賛助会員の皆様方にも、感謝いたします。本当にありがとうございました。
早いもので、前回淡路ウェスティンホテルで開催されました50周年記念式典から15年が経ち、その間ネット社会の急速な進展により業界を取り巻く環境も激変しました。 厳しい環境の中で、この式典が過去を懐かしむだけでなく組合員の新たな団結と出発に繋がり、実りあるものになりますよう願っております。
また今回の式典では、近畿地協会員の皆様のご協力のもと、地協総会の懇親会と同時開催の運びとなりました。「近畿はひとつ」のスローガンのもと、近畿地協の団結力を大変心強く感じております。
何しろ、新執行部になり初めて迎える一大行事であり、半年あまりの日数の中で準備不足も否めませんが限られた予算の中、全員が「おもてなしの精神」を発揮し、さらに手づくり感のある式典にするため、組合員である若林さんのオールディーズバンド演奏、そして岸理事長肝いりの支部対抗カラオケ大会、姉妹組合代表の方による思い出話など、楽しいイベントを盛りだくさん用意しておりますので、最後までごゆっくりとお楽しみください。
また、同時に「65周年記念誌」の制作も行っており来年早々の発行を予定しておりますので、どうぞご期待ください。
バンド演奏
祝賀会懇親会ではオールディーズバンド「ルビーズ」の演奏と支部対抗カラオケ大会で盛り上がりました。ギターは（有）わかばやし印刷の若林さんです。
